さくにっき:育児系ブログ

年子姉弟の観察記録です。

子育ては一人では難しい

突然ですが、うちは自治体の産前産後支援ヘルパー制度を利用しています。

ざっくりいうと、格安で簡単な家事や育児の手伝いをしてくれるというもの。

うちの自治体ではシルバー人材センターから派遣されます。つまり60歳以上の方。

そのような条件なので、あまり期待はせずに申し込んだのです。

 

私の場合は年子なので、子供の世話、特に上の娘の相手になってほしいということを伝えました。

片付けとか掃除を頼むこともできるのですが、うちは物が多く、他人に触られるのは抵抗があります。

なにより子供と距離を置き、休息したり冷静になる時間が欲しかったのです。

 

そうしてやってきたのは普通〜のオバチャン(おばあちゃん)

もう孫が大きいと仰っていたので、現役からだいぶ遠のいていらっしゃいます。そして最近の子育てのことをあまり知りません。

どれくらいかというと、紙おむつを使った事がないとか、哺乳瓶でミルクを飲ませた事がないとか。「抱き癖ついちゃうかしら〜」とか。

まあ…事前に覚悟はしていたので。それなりに使い方をレクチャーして。あとはゆる〜く見てもらう感じで、お願いしました。

 

正直言って、やっぱり頼むのやめようかな…という葛藤もありました。

上の娘への態度は、最初は様子見という感じでしたし。やはり助産師や保健師といったプロの方と全然違います。

娘の反応は、最初の数回は怯えたり、ヘルパーさん帰宅後の昼寝タイムに大泣きしたり。やはり娘には負担がかかっているなあと思いましたし。

(息子はなんだかよくわからずぽやーんとしていました。平和なもんです)

それでも継続したのは、前述した子供から距離を置く時間が必要だったのと、ヘルパーさん自身の人柄がまあまあ良い人だったこと(あまり否定的な事は言わない人)

そうはいっても安いし…という妥協と、ヘルパーさんが来るから掃除でもするか!と自らに喝を入れるためでもありました。

 

そして今回。

前回の記事を踏まえて、私は精神的に限界に来ていました。

来訪するヘルパーさん。

狂喜乱舞する娘。

 

びっっっくりしました。

 

何故に!?と思いましたが、そりゃそうです。

ピリピリイライラして怒るカーチャンよりは、顔も覚えたし穏やかで怒らないオバチャンの方がいい。

この時に「子育ては一人じゃ駄目だなあ」と強く実感したのです。私にとっても、娘にとっても互いに距離を置き、気分を変える方法がある方がいい、と。タイトル回収。

(念のため。夫は育児に積極参加していますが、今回は一人で対応せざるを得ない平日の話です)

 

ただ、ヘルパーさん来訪中も机にのぼる、バリケードを突破しようとする、ベビーベッドに上りたがる、服を脱ぐ、お茶をわざとこぼす、などの困った行動をして、さすがのヘルパーさんも声を荒げて注意していました。

というオチ。

しんどさも分散してもらって、本当にありがたい話です。

 

今回ほどヘルパーさんが来て感謝したことはありませんが、しかし色々な行動をするようになった娘とどう付き合えばいいか。というのが目下の課題です。

どうしたもんかねー。