さくにっき:育児系ブログ

年子姉弟の観察記録です。

若者の乳離れ

息子氏、一歳四ヶ月にして哺乳瓶卒業です!イエーーイ!!

二人とも完全ミルク生活だったので、娘が産まれた時から通算二年七ヶ月、哺乳瓶を洗う生活も卒業です。長かった…長かったよ…。

 

 

そんなわけで、二人をミルクで育てた感想。

まずデメリットとして

「哺乳瓶を洗うのが面倒くさい」「とにかく場所を取る」「ミルクを作る時間がかかる」「出かける時の装備が多い」「金もかかる」

特に哺乳瓶を置いておく場所、そしてミルク缶を置きミルクを作る場所、使い終わった哺乳瓶を溜めておく場所…ととにかく場所を取り、狭い台所がさらに狭くなってごちゃごちゃになったのは本当に面倒でした。やっと片付けられます。やっとシンクが広く使える!

上の娘がミルクを作る邪魔をしてきたりわざとミルクをひっくり返したりといった悪行もありました。あれにはマジギレです。

 

逆にメリットとして

「卒乳が(たぶん)楽」「母親の襟首が伸びない」「おっぱいをむやみに触ってこない」「誰でもミルクをあげることができる」「体への負担が少ない」「好きなもの食べられる、薬も飲める」「二人同時に飲ませられる」

そういえば娘が卒乳していなかった頃、二人同時にミルクをあげたこともありました。荒技です。

 

 

二人とも最初の数週間だけは母乳を与えていましたが、血肉を与えている…という感覚で体の消耗が激しかったです。

特に上の娘はNICUに入院していたので、入院中ほとんど母乳は与えられず、結果的におっぱいをあげようとするとのけぞり泣いて嫌がるような感じになってしまいました。本当につらかったです。今思い出してもつらい。

息子さんは逆におっぱいに食いつきがよく、一生懸命吸っていましたが、私の体の負担に耐えられずミルクにしてしまいました。

たぶんこの辺は個人差というか、全然平気な人は平気なんでしょうが。吸われている感覚がどうにも苦手でした。

でも「娘と息子、全然違うんだな…」と一人目のトラウマを払拭するきっかけにもなったので、少しの間ですが母乳生活をやれたのは良かったなあと。

(適当〜に止めたのですが、適当に乳もしぼんでいき、たいしたトラブルもありませんでした)

 

母乳で育てた人でよく聞く「子供がおっぱいに執着を見せる、おっぱいを触られて困っている」という行動がほとんどないので、完全ミルクで育てると卒乳周りが楽だと思います。

二人とも無理やり卒乳させたわけではなく、一歳を過ぎたらだんだん適当にミルク(フォローアップミルク)を与える時間を減らしていって、ミルク要求で泣いたら与える、そうでなければ普通にご飯やお茶にするといった感じで自然に要求しなくなったので卒業となりました。

特に上の娘はまだまだ甘えたい一歳三ヶ月の時に息子が生まれて、ミルク離れが遅くなってもいいや…ぐらいの覚悟であげていましたが、一歳半の健診直前で卒業し内心ほっとしました。健診項目に「哺乳瓶卒業したか」聞かれるからね!

 

 

二人ともよく飲んででっかく育ったので、ミルクか母乳かはたいした違いではないと思います。

ちょっと手間のかかる場所が違うだけです。たぶん。

 

……と、二人が卒業した今だから書けるわけですが、当時は母乳でないといけないのかな〜といった罪悪感が常に心のどこかにあり、あんまりおおっぴらに言ったりブログに書いたりすると母乳派育児の人が飛んできてなんか言ってきたりするんじゃないかとか、どこか「正道じゃない」育児をしているという感覚が自分の中であったと思います。

実際、私の母親からそのようなことを詰められて以後疎遠になりましたし。残念ながら身内だと思っていた人から撃たれる、といったこともありました。

 

 

というわけで。

無事卒哺乳瓶したのは喜ばしいことですが、開封したばかりのミルク缶(フォローアップミルク)が手元にあります。

完全にタイミングを間違えたねこりゃ。

まあ適当にコーヒーにでも入れて飲みます…。